
御正宮までつづく広く長い参道。一歩一歩踏みしめながら・・・。

社殿は撮影禁止なので、階段下からの撮影。
社殿の中心の御正宮は、四重の垣根に囲まれている。三十段余りの
石段を登ると天照大御神を祀る御生殿があらわれる。
御祭神は天照坐皇大御神(あまてらすしますすめおおみかみ)
皇室の御祖神で日本国民の総氏神です。ここでは、個人的な
お願い事をするより、感謝の気持ちを捧げるだけがよいとされます。
とにかく、ここだけは他と全く空気が違うと感じられる雰囲気です。
すべてが 無 であるような空間で、たいへん有難く感じました。

新御敷地
平成25年に第62回を迎える式年遷宮。1300年続く20年毎の大祭。
御社殿の柱の敷地に新宮を建て大御神をお遷りを願うお祭。
第1回は持統天皇四年(690年)に行われたそうです。

荒祭宮(あらまつりのみや)
天照大御神の荒御魂をお祀りしている。
荒御魂(あらみたま)とは行動的な神格を表し、おだやかな側面を表わす
和御魂(にぎみたま)に対比しています。強いパワーを持ち、
行動してくれる神様なので、個人的なお願いを聞いてくれるそうで
たいへん人気のある宮のひとつになっています。


風日祈宮(かざひのみのみや)に通ずる橋と宮
橋を渡ると、鎌倉時代の元寇の時、神風を吹かせて日本を
守った神、風日祈宮があります。
以上が、内宮内での記事で、とにかく、どこを見ても普段雑踏の中で
暮らす私たちにとっては、全くの異空間で、神聖なパワーが
漲っているパワースポットであることを身をもって体感してまいりました。
次回は最終回にします。